ブルドッグは、18世紀頃のイギリスで雄牛と戦うブルバイティングのために作出された犬種です。
60歳以上が学ぶ2年制の県高齢者大学校「シマネスクくにびき学園」が、地域活動の担い手づくりに一役買っている。運営する県社会福祉協議会が2008~10年度の卒業生を対象にした地域活動調査では、昨年度1年間に1度以上した人の割合は08年度卒業生が71%(回収率76%)、09年度が74%(74%)、10年度が68%(79%)。団体を作って活動を続ける人もいる。
2年制 県高齢者大学校/地域活動担い手 広がる輪
学園は10年度、地域活動のカリキュラムを強化した。年間26時間を充て、地域の課題や制度、支援、活動事例を学ぶ講義のほか、2年生は実際に活動の企画、運営を体験する。
今月11日、松江市の東部校で2年生の地域活動体験学習の初回があり、班編成や企画内容を学科ごとに話し合った。健康福祉科は福祉施設利用者と一緒にする体操や「雑巾が喜ばれるのでお土産にしたらどうか」などアイデアを出し合った。蒲生精一さん(63)は「昨年も有志数人でデイサービス施設を訪ねた。一緒に楽しむ活動をしたい」と話す。今後、計画書を作り、受け入れ先の調整や準備を進め、7~10月に実践する。
昨年度は、東西両校で15班を作り、福祉施設のゴーヤカーテン設置、民話・神話の紙芝居、子供陶芸教室などの活動をしたという。学友会会長の今津和夫さん(64)は「卒業してからが難しい。自分に何ができるか探しながら、あと1年学んでいきたい」と話した。
3月に健康福祉科を卒業した東部21期生21人はOB会「くにびき健福21」を結成して活動を続けている。
在学中は、デイサービス施設や地区の敬老会を訪ね、一緒にお手玉を使った体操をしたり、振り付け付きで童謡を合唱したりした。安来市広瀬町東比田地区の仙石晃会長(67)は「卒業後も絆をつないで地域貢献できれば。たとえば東比田のような中山間地を訪問していきたい」。毎月の定例会で練習や訪問先を決めている。同期の社会文化科の紙芝居班から提案があり、一緒に活動することも考えているという。
演劇などを通して環境意識を高める活動をしている松江市の環境市民団体「くにびきエコクラブ」も、東部20期生の山口信夫会長(69)らが学園の有志や知人と09年に結成した。山口さんは「県西部にも県外にも、もっと活動の輪を広げていきたい」と話している。
シマネスクくにびき学園
1989年に松江市の東部校、90年に浜田市の西部校が開校し、今年3月までの卒業生は3254人。05年度から県社会福祉協議会が運営し、予算の約半分にあたる年間790万円を県が補助する。今年度は東部100人(定員100人)、西部70人(定員80人)が入学し、最高齢は81歳だった。各校に社会文化、園芸、陶芸、健康福祉の4学科があり、全員が受講する総合講座では健康づくりや介護予防、環境問題などについても学ぶ。
出典:朝日新聞
2年制 県高齢者大学校/地域活動担い手 広がる輪
学園は10年度、地域活動のカリキュラムを強化した。年間26時間を充て、地域の課題や制度、支援、活動事例を学ぶ講義のほか、2年生は実際に活動の企画、運営を体験する。
今月11日、松江市の東部校で2年生の地域活動体験学習の初回があり、班編成や企画内容を学科ごとに話し合った。健康福祉科は福祉施設利用者と一緒にする体操や「雑巾が喜ばれるのでお土産にしたらどうか」などアイデアを出し合った。蒲生精一さん(63)は「昨年も有志数人でデイサービス施設を訪ねた。一緒に楽しむ活動をしたい」と話す。今後、計画書を作り、受け入れ先の調整や準備を進め、7~10月に実践する。
昨年度は、東西両校で15班を作り、福祉施設のゴーヤカーテン設置、民話・神話の紙芝居、子供陶芸教室などの活動をしたという。学友会会長の今津和夫さん(64)は「卒業してからが難しい。自分に何ができるか探しながら、あと1年学んでいきたい」と話した。
3月に健康福祉科を卒業した東部21期生21人はOB会「くにびき健福21」を結成して活動を続けている。
在学中は、デイサービス施設や地区の敬老会を訪ね、一緒にお手玉を使った体操をしたり、振り付け付きで童謡を合唱したりした。安来市広瀬町東比田地区の仙石晃会長(67)は「卒業後も絆をつないで地域貢献できれば。たとえば東比田のような中山間地を訪問していきたい」。毎月の定例会で練習や訪問先を決めている。同期の社会文化科の紙芝居班から提案があり、一緒に活動することも考えているという。
演劇などを通して環境意識を高める活動をしている松江市の環境市民団体「くにびきエコクラブ」も、東部20期生の山口信夫会長(69)らが学園の有志や知人と09年に結成した。山口さんは「県西部にも県外にも、もっと活動の輪を広げていきたい」と話している。
シマネスクくにびき学園
1989年に松江市の東部校、90年に浜田市の西部校が開校し、今年3月までの卒業生は3254人。05年度から県社会福祉協議会が運営し、予算の約半分にあたる年間790万円を県が補助する。今年度は東部100人(定員100人)、西部70人(定員80人)が入学し、最高齢は81歳だった。各校に社会文化、園芸、陶芸、健康福祉の4学科があり、全員が受講する総合講座では健康づくりや介護予防、環境問題などについても学ぶ。
出典:朝日新聞
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